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彼岸への旅 [映画と人生]

4月9日朝、脳梗塞を起こし入院となった。

救急車からドクターヘリへと結構大事だったようであるが、私自身にはこの間の記憶がまったくない。
記憶が甦るのは4、5日経過してからのことである。
3週間程入院し、5月2日に退院となった。
言わば「死線をさまよった」というところなのだろう。

幸い予後は順調で、現在のところ麻痺等の症状は出ていない。
(考えてみればこれも奇蹟のようなことではある)

実は唇周辺の痙攣という前兆はあり、4月7日に神経内科を受診し入院を勧められていたのだが躊躇してしまっていたのだ。

4、5日間の記憶がまったくない間はまさに「何も覚えていない」状態で、8日の就寝時から15日前後まで記憶が跳んでしまっている。
この間は正に「彼岸」またはその近くへと旅をしていたのだろう。

話しによると入院当初は結構な医療装置に囲まれ、ただ事ではない雰囲気だったそうである。

2006年から「白血病」と闘ってきた経緯などもあり、今回の事で何か大きな力(意思)が私を殺そうとしているのでは等と考えてしまう事もある。
必要とされていないのではないかと・・・

果たして、撮影の仕事へ復帰できるのだろうか・・・

http://pangaea.movie.coocan.jp/index.html
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