Austriaオーストリアへの旅 [映画と人生]
久々にこのブログ本来のテーマに戻ってきました(笑)
今から20年近く前だったでしょうか・・・
車のコマーシャル撮影でドイツのミュンヘン→オーストリアのグロスグロックナー→ウィーンへと巡ったことがあります。
ミュンヘンでの撮影を終え、現地で雇ったセカンドアシスタントと二人機材車で移動します。
お互いに英語は辿々しいのですが楽しいドライブです。
やがて国境を越えると道はきびしいカーブの連続になります。
予断ですがこの時走行中にブレーキを使いすぎて「フェード現象」が起きてしまった時は「もう駄目だ!」と思いました
運転していたドイツのアシスタントさんがブレーキを何度も踏みながら叫んでいます。
しかし車はスピードが落ちるどころかグングン加速していきます。
幸い、下りの先に広い駐車スペースがありそこの土壁に車を横当てして何とか停まったのですが(笑)
この旅で一番印象深かったのがここグロスグロックナー(Großglockner)。
オーストリア国内最高峰の山です。
まるでハイジの世界がそこにありました(笑)
泊まったホテルは瀟洒な山小屋風で(さすがにベットはワラではありません(*>▽<*))、すぐ脇には氷河がよこたわっているという環境です。
このホテルでもサプライズがありました。
当時のドイツ首相のコール氏が同じホテルに泊まっていたのです。
お忍びということらしく、ものものしい警備等一切ありません。
ロビーに居る時周りがざわついたので何事かと見ると、皆ある人物に道を空けて最敬礼しています。
後で「あれはドイツのコール首相だ」と聞いてビックリです。
この時は山道を走行する商品車を撮影に来たのですが、なかなか撮影に向く天候になってくれません。
車の撮影では常識ですが、晴れではなく曇りをねらいます。
ボディに強い太陽の反射を受けてしまうと本来のボディの持つ美しさを損ねてしまうからです。
ウェスカムという空撮用防振装置とオペレーター2名をアメリカから呼んでいたのでプロデューサーも気が気ではなかったでしょう。
2、3日の予定が一週間近く延びたと記憶しています。
そしてどうにか撮影をむかえました。
走行するワインディングは2、3キロですが、前後に車を入れたくないという意図から5、6キロの前後で全ての車をストップさせての撮影です。
後で聞いたのですが、車を止められた人達は撮影だと聞くと皆快く待っていてくれたそうです。
それからこの時のオーストリアでのコーディネイトをしてくれた人物が過去に「サウンド・オブ・ミュージック」にも関わっていたことを聞いた時は何故か嬉しくなりました。
作者H.P. : http://pangaea.movie.coocan.jp/index.html
今から20年近く前だったでしょうか・・・
車のコマーシャル撮影でドイツのミュンヘン→オーストリアのグロスグロックナー→ウィーンへと巡ったことがあります。
ミュンヘンでの撮影を終え、現地で雇ったセカンドアシスタントと二人機材車で移動します。
お互いに英語は辿々しいのですが楽しいドライブです。
やがて国境を越えると道はきびしいカーブの連続になります。
予断ですがこの時走行中にブレーキを使いすぎて「フェード現象」が起きてしまった時は「もう駄目だ!」と思いました
運転していたドイツのアシスタントさんがブレーキを何度も踏みながら叫んでいます。
しかし車はスピードが落ちるどころかグングン加速していきます。
幸い、下りの先に広い駐車スペースがありそこの土壁に車を横当てして何とか停まったのですが(笑)
この旅で一番印象深かったのがここグロスグロックナー(Großglockner)。
オーストリア国内最高峰の山です。
まるでハイジの世界がそこにありました(笑)
泊まったホテルは瀟洒な山小屋風で(さすがにベットはワラではありません(*>▽<*))、すぐ脇には氷河がよこたわっているという環境です。
このホテルでもサプライズがありました。
当時のドイツ首相のコール氏が同じホテルに泊まっていたのです。
お忍びということらしく、ものものしい警備等一切ありません。
ロビーに居る時周りがざわついたので何事かと見ると、皆ある人物に道を空けて最敬礼しています。
後で「あれはドイツのコール首相だ」と聞いてビックリです。
この時は山道を走行する商品車を撮影に来たのですが、なかなか撮影に向く天候になってくれません。
車の撮影では常識ですが、晴れではなく曇りをねらいます。
ボディに強い太陽の反射を受けてしまうと本来のボディの持つ美しさを損ねてしまうからです。
ウェスカムという空撮用防振装置とオペレーター2名をアメリカから呼んでいたのでプロデューサーも気が気ではなかったでしょう。
2、3日の予定が一週間近く延びたと記憶しています。
そしてどうにか撮影をむかえました。
走行するワインディングは2、3キロですが、前後に車を入れたくないという意図から5、6キロの前後で全ての車をストップさせての撮影です。
後で聞いたのですが、車を止められた人達は撮影だと聞くと皆快く待っていてくれたそうです。
それからこの時のオーストリアでのコーディネイトをしてくれた人物が過去に「サウンド・オブ・ミュージック」にも関わっていたことを聞いた時は何故か嬉しくなりました。
作者H.P. : http://pangaea.movie.coocan.jp/index.html
2011-07-09 11:45
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